くじらの博物館

くじらの博物館の記事が全然書けない、というか書いてるけどすごいつまらないのでここに簡単に書いておきます。たたき台になるかも。

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くじらの博物館に行ってきました。和歌山県の太地町にある、博物館と水族館などが一緒になった施設です。太地という地名に聞き覚えがあるかもしれませんが、昔からイルカ漁を行っていることで有名です。イルカを獲って食う……それってどうなの、実際はどういうことなの? と思いますよね。

まず、イルカはクジラの小さいやつなので、以下まとめて捕鯨とします。太地では往年に比べて規模が大幅に縮小したそうです(要裏どり)。つまり、昔は沖まで出るタイプの捕鯨もやっていたけど、今は追い込み漁しかやっていないということみたいです(要裏どり)。規模が縮小した理由は、大きな事故があったのと、規制(国際捕鯨取締条約かな?)とのことです。ちなみに、捕鯨以外の漁業(定置網漁)も行っているけど、そちらも規模はだいぶ小さくなっているようです。

しかし、太地には先見の明があり、捕鯨を観光資源として施設などを充実させた結果、観光地として成功しました(逆に、観光があったから捕鯨の規模を小さく「できた」のかもしれない)。

次に、追い込み漁でどんなふうに鯨を獲るのかというと(これも要裏どり)、近くを通りかかったイルカやクジラの群れを湾に追い込んで獲るというもののようです。その中から、一部はお肉になり、傷などの無いきれいな個体は水族館へ行くということです。運命の分かれ道ですね。

でも、野生のイルカが海を泳いでいたら急に追い込まれて捕まって、水族館で暮らせるのかと思いますよね(後述)。

ここで一旦博物館と水族館の話に戻ります。くじらの博物館では、上記のような太地の歴史と鯨類について、実際に使われていた銛や標本などを見たり触ったりして知ることができます。

博物館の裏手には、イルカがショーをするプールがあります。それとは別に、博物館と水族館は湾に面していて、湾の中にもイルカがショーをするスペースと、生簀があります。これがくじらの博物館の一番の見どころではないでしょうか。つまり、自然の海を区切ってイルカが飼われているわけです。

私が行った時、プールではイルカのトレーニングが行われていました。博物館に入る前からキューキュー言うイルカの声が聞こえており、トレーナーさんの指示が出ていなくてもばんばんジャンプしてました。カマイルカだったと思います。

湾の生簀は三つくらいあって、それぞれに2〜3頭ずつイルカがいました。ハナゴンドウと、バンドウイルカかな? がいて、こっちもばんばんジャンプしてました。ここでは有料でエサやり体験ができます。あとイルカがいるのは、水族館の大水槽ですかね。

スタッフの方がいて、お客さんもいなかったのでちょっと質問させてもらいました。合計で50頭弱いるそうです。仲の悪い個体なんかがいると引っ越しをさせるそうです。死ぬまで飼うし、水族館で生まれた個体もいるそうです。野生の個体が急に捕まって暮らせるのか問題については、暮らせるし、早かれ遅かれ芸も覚えるとのことです。

つづく。

あと水族館のイルカ以外の話と、博物館・水族館以外の観光施設の話を書こうかな。個人的な感想としては、イルカはばんばん飛び跳ねてて元気だし、人間にも慣れているし、話を聞く限り飼育下におかれたストレスで死ぬみたいなこともなさそう。行く前は、生簀といえども海で暮らせて、アニマルライツ的にかなり「正しい」飼育施設なのでは……? と思って行ったんですが、本当にそうっぽかった。所詮観光客なので実情はわかりませんが、少なくとも見える範囲のイルカは元気そうでした。一方、彼らの仲間にはお肉になっている個体もいるんだよな。そこも含めて、他の生き物と関わるということを考えるうえで、とても良い施設だと思います。